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ロシア、来年はマイナス成長=制裁で景気後退に―欧州開銀

2014年9月18日木曜日

 【ロンドン時事】欧州復興開発銀行(EBRD)は18日、東欧や旧ソ連諸国などEBRDの融資対象地域の経済見通しを公表した。ロシアについては、実質GDP(国内総生産)伸び率が米欧による経済制裁の影響で2014年はゼロ(5月時点の予想もゼロ)、15年にはマイナス0.2%となり、「緩やかな景気後退」に陥るとの見通しを示した。

 EBRDは、制裁によってロシアにおける事業活動の先行き信頼感が損なわれ、投資が鈍化しているほか、同国企業は資金調達難に陥っていると分析。また、14年上半期のロシアからの民間資本流出額が750億ドルに上ったと指摘した。 

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