【ロンドン時事】欧州復興開発銀行(EBRD)は18日、東欧や旧ソ連諸国などEBRDの融資対象地域の経済見通しを公表した。ロシアについては、実質GDP(国内総生産)伸び率が米欧による経済制裁の影響で2014年はゼロ(5月時点の予想もゼロ)、15年にはマイナス0.2%となり、「緩やかな景気後退」に陥るとの見通しを示した。
EBRDは、制裁によってロシアにおける事業活動の先行き信頼感が損なわれ、投資が鈍化しているほか、同国企業は資金調達難に陥っていると分析。また、14年上半期のロシアからの民間資本流出額が750億ドルに上ったと指摘した。
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