イオンが連結子会社のダイエーを来春にも完全子会社化し、上場廃止する方向で検討に入ったことが23日、分かった。不振が続くダイエーの改革を加速させるため、経営の意思決定を迅速にするのが狙い。
イオンはダイエーの発行済み株式の44・15%を持つ筆頭株主。関係者によると、ダイエー株を保有する株主にイオン株を割り当てる株式交換で完全子会社化を目指す。4・99%を持つ丸紅などとの交渉を始めたという。
ダイエーが年内にも臨時株主総会を開き、3分の2以上の賛成が必要な特別決議が得られれば、来春をめどに株式交換を実施する方向だ。
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