【北京時事】中国税関総署が8日発表した8月の貿易統計によると、輸出は前年同月比9.4%増の2084億6000万ドル(約21兆9000億円)と、米国の景気回復などを背景に5カ月連続でプラスとなった。
1〜8月の累計を輸出先別で見ると、米国向けが前年同期比7.0%増、欧州連合(EU)10.9%増、東南アジア諸国連合(ASEAN)8.7%増と、いずれも好調。日本との間の貿易は、輸出3.0%増、輸入1.2%増と、ともに減速した。
一方で8月の輸入は前年同月比2.4%減の1586億3000万ドルで、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は498億3000万ドルの黒字だった。輸入はこれで2カ月連続のマイナス。国内景気は持ち直しつつあるものの、勢いに乏しいことが輸入減少につながっている可能性がある。
中国政府は今春以降、2014年の経済成長率目標7・5%を達成するため、インフラ投資加速などの景気刺激策を講じている。しかし、消費が伸び悩むなど、景気の先行きには不透明感が漂う。欧米向け輸出が再び不振に陥れば、国内景気に影響するのは必至だ。
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