9日午前の東京株式市場では、テニスの錦織圭選手が所属する日清食品ホールディングス(HD)をはじめ、「錦織銘柄」が軒並み下落した。錦織選手が全米オープン男子シングルス決勝で敗れたのを受け、日清HDやカジュアル衣料品店「ユニクロ」のファーストリテイリング、独占中継してきたWOWOWなどについて「短期売買で利益を狙う投資家の売り圧力が強まった」(中堅証券)とされる。
午前の終値は日清HDが前日終値比70円安の5650円、ファーストリテが100円安の33860円、WOWOWは230円安の4470円。
もっとも市場関係者は、錦織選手の快進撃で「WOWOWやファーストリテなどにとって、株価押し上げ効果は大きい」(国内証券)とみている。そのため「(錦織銘柄の)下げ余地は限定的」(同)との見方が出ている。
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