【ジュネーブ時事】中国によるレアアース(希土類)などの輸出規制をめぐる通商紛争で、世界貿易機関(WTO)の最終審に当たる上級委員会は7日、中国敗訴の判断を下した報告書を発表した。共同提訴した日本、米国、欧州連合(EU)の主張が全面的に認められ、勝訴が確定した。
ハイテク製品の素材に欠かせないレアアースをめぐる紛争は、日本が中国を直接訴えた初めての案件。中国は今後、規制措置の是正を迫られる。
上級委は報告書で、中国が講じたレアアース、タングステン、モリブデン3品目に対する輸出税と輸出数量制限を問題視。資源や環境保護を目的とした措置には当たらず、輸出規制措置の原則禁止を定めたWTO協定違反を認めた一審の紛争処理小委員会(パネル)判断を踏襲した。
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