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大人も楽しめる「スタンプラリー」 人気アニメやお寺巡り、江戸の食文化なども

2014年8月24日日曜日

 いまや鉄道の駅の定番となった「スタンプラリー」。今年の夏は子どもはもちろん大人も楽しめそうだ。

 夏になると各地の駅で盛んになる催しが「スタンプラリー」だ。各駅に設置されたスタンプ集めに興じる親子連れの姿は、おなじみの光景となった。今年も各地で趣向を凝らしたスタンプラリーが開催されている。そんな中、子どもはもちろん、大人も楽しめるスタンプラリーも登場している。

 まず、アニメのキャラクター関連では、西武鉄道(本社:埼玉県所沢市)が注目を集める。今年は7月19日から「妖怪ウォッチスタンプラリー」を、そして8月6日からは「進撃の巨人」とのコラボレーションで「進撃の西武鉄道 スマホスタンプラリー in 秩父」と、いま人気の2大キャラクターのそろい踏みとなった。前者は、専用台紙に各ステージ5駅分のスタンプを集めると、プレゼントや関連グッズが抽選で当たる。また後者は、サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区)とタッグを組んだもので、西武線の駅や沿線施設に掲示されているポスターのQRコードにスマートフォンをかざしてスタンプを集める。こちらも抽選でオリジナルグッズや映画鑑賞券が当たる。期間は妖怪ウォッチが8月31日、進撃の巨人は11月5日まで。

 また、大人も楽しめるスタンプラリーとして好評を博しているのが「三沿線 大本山めぐり」。こちらは、京成電鉄(本社:千葉県市川市)、京浜急行電鉄(本社:東京都港区)、そして京王電鉄(本社:東京都多摩市)の3社初となる共同企画で、各社の沿線にある弘法大師が興した真言宗智山派の3つの大本山を訪ねてスタンプを集めるスタイルだ。3つの寺とは、成田山新勝寺(京成電鉄)、川崎大師平間寺(京浜急行電鉄)と高尾山薬王院(京王電鉄)。これらの3つのスタンプを集めて応募すれば抽選でホテル宿泊券、また1つでも抽選で3社のノベルティグッズ詰め合わせが当たる。10月31日まで実施中。

 一方、JR東日本東京支社は「第9回 江戸文化歴史検定」とのタイアップ企画として、「江戸検クイズ&スタンプラリー~江戸の食文化~『美味しい』のルーツを探ろう!」を実施。首都圏の主な駅で専用パンフレットを入手し、パンフレットに記載されたクイズを解きながら対象駅を回る。駅に設置してあるスタンプを押し応募すると、スタンプ5つの押印と解答したクイズ中5問以上正解した人の中から抽選で合計200名に、復刻浮世絵版画(額付)や新幹線ダイキャストモデル「E3系新幹線」(非売品)といったさまざまな賞品が当たる。 実施期間は8月16日~10月13日。

 従来の駅のスタンプだけでなく、名刹巡りや食文化がテーマになると大人も十分楽しめる。今年は新たなスタンラリーにはまる親子連れも増えそうだ。


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