【パリ時事】エボラ出血熱の感染が広がっている西アフリカへの運航中止を求め、フランス航空大手エールフランスの乗務員が署名活動を始めたことが19日、分かった。同日までに約700人の署名が集まったという。仏メディアが報じた。
一部の航空会社が西アフリカへの運航を停止する中、エールフランスはパリとギニア、シエラレオネ両国間の飛行を継続。ある乗務員は地元紙に「エボラ熱には紛争などと違う怖さがある」と不安を打ち明けた。
エールフランスは搭乗時に乗客の体温を計り、消毒剤やマスクを機内に常備するなど感染防止策を講じている。約1万5000人の乗務員のうち署名に応じたのはごく一部にとどまっており、直ちに運航中止に踏み切る可能性は低いとみられる。
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