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「惜しい部下」のスイッチはどこに?

2014年3月13日木曜日

※この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。

 部下のことで悩みを抱えるマネージャーやリーダーが増えています――。

・やるべきことは分かるのに、常に受け身な部下

・意見は持っているのに、伝えてこない部下

・頑張っているのに、ズレてる部下

・能力はあるのに、向上心がない部下

・いいヤツなのに、なぜか人に好かれない部下

・負けることを必要以上に恐れる部下

 など、ほぼすべての上司が、こうした部下をどう動機づけ、いかにマネジメントすればいいのかについて日夜思案しているのです。

 指示を出したり命令すればいいのか、要望を示せせばいいのか、感覚に働きかければいいのか、悩みは尽きないのではないでしょうか。その一方で部下のマネジメントに成功した上司たちが口を揃えて言うのは、ちょっと"顔の向きを"変えさせるだけで、劇的に部下は変わるという現実です。例えば、気づきを与える「ほんの一言」で、部下は劇的に変わるというのです。ここからわれわれが学ばない手はありません。

 もちろん、マネジメントの原理や原則を押さえることは重要ですし、コーチングやモチベーション理論を学ぶことも大切です。ですが、結局のところ部下と上司との間にあるものを集約すれば、それは「コミュニケーション」です。

 どんなにマネジメント論を勉強しても、上司の言葉が部下に伝わらなければ、効果はまったくありません。逆に、「気づきを与える一言」「焚きつける一言」「ハッキリ要望する一言」……が部下にササりさえすれば、部下は行動を劇的に変えて、スイッチが入ったように著しい成長を遂げるものです。

 「部下を成長させるために、まず性格から変えていこう」などという、ほとんど実現不可能なことにチャレンジするのでなく、「このくらいならできそうだ」という「ちょっと顔の向きを変えさせる」レベルのことでいいのです。ちょっとした一言で、部下の行動がガラリと変わるかもしれない――ここが、マネジメントの醍醐味ともいえるでしょう。

 それでは、そんな部下のスイッチ入れた一言の実例をふたつ紹介しましょう。まずは、負けることを必要以上に恐れる部下への一言です。

 「できる前提で話そう」――。これは、あるメーカーのR&D部門でマネージャーを務める山田さんのもはや口癖です。マネージャーとなってみると、負けることや失敗することを必要以上に恐れて、できない理由ばかりを探す部下が多いということに気づきました。

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