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変人が認められる瞬間

2014年3月13日木曜日

個性はビジネスでは得か、損か? 強烈な個人は組織では潰されるのか? 多くのビジネスマンに支持されている書籍『おれが浮いてるわけがない。』(五十棲剛史著)の著者で船井総合研究所常務が個性とビジネス・組織について赤裸々に語る。周囲から"浮いてしまう"ほど強い個性ながら、他人の10倍稼いできたコンサルタントが考える、いまの時代のビジネスマンの在り方とは?
浮いている人というのは、基本的に周りにどう思われるかを気にしていない。
だからこそ、前例がないこと、斬新なことに飛び込んでいくことができる。
私が船井総研に入ってリフォーム会社のコンサルティングをしようと思った当時、「建築業のなかでもリフォームだけは儲からない」というイメージが強く、リフォーム会社を積極的にクライアントにしようとするコンサルタントはいなかった。それを真に受けて、リフォーム業界に注目していなかったら、今の私はないだろう。
前提をいったん横に置き、自分の目で約300社のリフォーム会社を見て回ると、そこにはビジネスチャンスがたくさん隠されていた。むしろ、儲からないと思われているものにこそ、伸びしろがあるものなのだ。
私がコンサルティングさせてもらった会社は、粗利率が倍になったところもあった。
それだって、「リフォームの粗利率はこんなものだ」と前例から決めつけていたら、成し得なかったことだろう。
コンサルティングをすることで、儲かる業界へと業界の常識が変わり、他のコンサルタントも次々とリフォーム会社のコンサルティングをするようになった。
リフォーム業界は、船井総研で最も売上構成比の高い業界になったのである。
そうなると、周囲の見方も変わる。圧倒的な成果を出すと、周りも浮いていることを受け入れやすくなる。他と違う動きも認めてもらいやすくなるのだ。
ここからが、浮いている人の本領発揮だ。
過去というのは、今の成功によって上書きされるものである。
子どもの頃から、1つのことだけを延々とやっていたら、小学校のクラスでは変人扱いされてしまうかもしれない。
イチローは小学3年のときから、365日中360日は練習をしていたという。1週間で5~6時間しか友達と遊べなかったというのだから、周りからは「野球ばかりやってるやつ」と思われていただろう。
はやりのゲームもせず、テレビ番組も見ない、つまらないやつと陰で言われていたかもしれない。
しかし、イチローが世界的な野球選手になった今、練習に明け暮れた小学校時代は、美談として語られている。

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