内閣府は、7日に発表した報告書「世界経済の潮流」で、2014年の世界経済の実質成長率を3%強と予測した。米国経済は雇用・所得の改善を背景に緩やかに回復し、欧州も輸出増によって持ち直すと見込んだ。
13年の成長率見通しは2%台半ばで、世界経済は「14年にかけて次第に底堅さが増す」との見方を示した。ただ、金融緩和の縮小や財政問題が焦点となっている米国の政策動向や、中国経済の減速を先行きの懸念材料に挙げた。
米国は「個人消費が緩やかに増加している」とし、14年の成長率を2%台半ば程度とみる。
0 件のコメント:
コメントを投稿