財務、厚生労働両省は5日、2014年度の診療報酬改定で、通常の改定率とは別に消費税率の引き上げ相当分として、1.36%分を上乗せする方向で最終調整に入った。
保険診療は非課税で、医療機関は患者から消費税を受け取れない。一方で、薬などの仕入れ時には消費税を払わねばならず、負担が重いとされる。このため、両省は来年度の8%への消費増税に合わせて診療報酬(初診料や再診料など)に一定の上乗せをすることで合意していた。
ただ、財務省は他の項目を引き下げて全体の改定率をマイナスとする意向なのに対し、厚労省はプラス改定を主張している。来週から攻防が本格化し、20日ごろに決着する見通しだ。【佐藤丈一】
保険診療は非課税で、医療機関は患者から消費税を受け取れない。一方で、薬などの仕入れ時には消費税を払わねばならず、負担が重いとされる。このため、両省は来年度の8%への消費増税に合わせて診療報酬(初診料や再診料など)に一定の上乗せをすることで合意していた。
ただ、財務省は他の項目を引き下げて全体の改定率をマイナスとする意向なのに対し、厚労省はプラス改定を主張している。来週から攻防が本格化し、20日ごろに決着する見通しだ。【佐藤丈一】
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