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「ザクとうふ」の次は“女子専用”で勝負! 豆腐界の風雲児はまた革命を起こせるか

2014年9月8日月曜日

「ザクとうふ」でガンダム好きな30~40代男性を虜にし、豆腐界の常識を覆した相模屋が、また新たな革命を起こそうとしている。なんと今度は"女子専用とうふ"を発売したのだ。

"女の子のためのおとうふ"というキャッチフレーズで8月末に発売された商品の名前は「マスカルポーネのようなナチュラルとうふ」。まるで乳製品かと思える濃厚なクリーム感の豆腐に、オリーブオイルをかけてスプーンで食べるというものだ。

 今回、相模屋がターゲットに定めたのは、20~34歳の女性層。情報感度が高く、新しいトレンドにも敏感な彼女たちは、消費意欲が旺盛だが、これまで「豆腐の購買層としては最も弱い層」と位置付けられてきた。購買層のメインは、彼女たちより上の世代の主婦層だ。そこで、最も攻略すべき層でありながら、「完全にブルーオーシャン!」(相模屋談)だとして、今回の"女子専用とうふ"開発に至ったという。

 発売にあたり、女子専用であることをより強くアピールするため、なんと豆腐屋なのにかの有名な日本最大級のファッションショー、神戸コレクションと東京ランウェイに登場。人気モデルが豆腐とは思えないそのパッケージをおしゃれにランウェイを歩く姿は衝撃的だった。

 もちろん20~30代前半の女性たちも豆腐を無視して生きてきたわけではない。彼女たちは、「痩せる」という目的のために豆腐を日常生活に取り入れてきた。事実、クックパッドが行った「ダイエットに関するアンケート」(2014年4月22日~28日実施)によると、「ダイエットで注目している食材」のトップに「豆腐」が選ばれている。

 しかし、「痩せる」という目的のために食べていたのであって、「おいしいから」食べていたわけではないのではないか…。そんなところに目をつけたのが、同社の鳥越淳司社長だった。

ターゲットは俺!?
『ザクとうふ』大ヒットの秘密

「弊社の商品開発は、すべて社長のアイデアです」(片岡玲子・相模屋広報室長)

 片岡さんがこう話すように、同社が手掛ける変わり種商品のきっかけは、すべて鳥越社長にある。2012年に発売されて大きな注目を集めた「ザクとうふ」ももちろん、ガンダムファンである鳥越社長のアイデア。いや、アイデアというより「社長の趣味」で生まれた商品だ。

「ターゲット=俺」と社長が掲げたトップダウンの商品開発は、まさかの大ヒット。発売からわずか2ヵ月で100万機出荷という驚異的な数字を叩き出し、これまで豆腐を自ら好んで買うことのなかったガンダム世代の30~40代男性の心をがっちりと掴んだ。

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