【ニューヨーク時事】米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は1日、投機的等級の「CCCマイナス」としているアルゼンチンの格付けについて、デフォルト(債務不履行)級に引き下げる可能性があると警告した。別の大手格付け会社フィッチ・レーティングスもこの日、同様の可能性を指摘した。
S&Pによれば、先月30日が期限だった国債の利払い5億3900万ドル(約550億円)が支払われなかったことが理由。30日間の猶予期間中に支払いが行われない可能性が少なくとも2分の1あり、その場合などに部分的なデフォルトを意味する「SD」に引き下げるとしている。
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