東京電力が建設を中断している東通原発(青森県東通村)の工事再開を、12月に決める新たな総合特別事業計画(再建計画)に示さない方向で検討していることが15日、分かった。原発新設をめぐる政府方針が明確になっていないことが理由。
福島第1原発事故後の経営悪化で巨額投資ができない状況だが、計画は維持する方針。ことし3月、経済産業省に提出した2013年度の電力供給計画でも運転開始時期を「未定」とした。
政府は12月にも新たなエネルギー基本計画を決めるが、原発比率は示さず、新設原発の名称も示さない見通し。
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