新日鉄住金と鉄鋼世界最大手の欧州アルセロール・ミタルが共同で、独大手のティッセンクルップが米国に保有する自動車鋼板工場の買収に向けて交渉していることが27日分かった。買収額は2千億円前後とみられ、新日鉄住金とアルセロール・ミタルが折半する方向。年内の合意を目指している。
自動車鋼板の需要拡大が期待できる米国で供給力を高める狙いがある。買収対象は米アラバマ州にある工場で、2010年に稼働を始めたが業績が低迷しており、ティッセンクルップが売却先を探していた。
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