ページ

<NY株>4営業日連続史上最高値…一時1万6000ドル台

2013年11月19日火曜日

 【ワシントン平地修】週明け18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、海外市場の株高や、米国の金融緩和長期化への期待感などを背景に続伸し、前日終値比14.32ドル高の1万5976.02ドルと4営業日連続で史上最高値を更新して終了した。一時、初めて1万6000ドルの大台を突破した。ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数は、36.90ポイント安の3949.07で取引を終えた。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に指名されているイエレン副議長が前週の上院公聴会で、月850億ドルの資産を購入する量的緩和策の継続を強調したことが、引き続き株価を下支えしている。18日は、中国の経済政策への期待感などから上海株式市場で株価が上昇、欧州市場が堅調なこともダウ平均を押し上げ、一時は1万6030.28ドルの値をつけた。

 ただ、取引終了にかけて、米著名投資家が足元の株価急騰に懸念を示していることが伝わると、利益確定の売りが広がってダウ平均は急速に伸び悩み、終値は1万6000ドルを割り込んだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

 

人気の投稿