新日鉄住金は30日、鉄鋼世界最大手の欧州アルセロール・ミタルと共同で、独大手のティッセンクルップが米国に保有する自動車鋼板工場を買収すると発表した。買収額は15億5千万ドル(約1600億円)。
昨年10月に新日本製鉄と住友金属工業が合併し、新日鉄住金として発足して以降では最大の買収案件だ。新日鉄住金とアルセロール・ミタルの折半出資による合弁事業で、2014年中ごろまでに手続きを完了する。
買収するのは、米南部アラバマ州にあるティッセンクルップ子会社の工場。鋼板生産能力は年間約200万トン。
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