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「世界最大の図書館」ピンチ=財政難でサービス維持限界―米議会

2014年1月4日土曜日

 【ワシントン時事】米国の首都ワシントンの中心に位置し、書籍や資料などの所蔵で世界最大規模を誇る議会図書館が財政難にあえいでいる。日々の業務が増える一方で、職員や予算の削減が続き、図書館によれば、資料収集などに遅れが出始めている。日本を含むアジア部門でも専門家が不足し、国内外の複雑な課題の分析などが困難になっているという。

 図書館は書籍など1億5500万点以上を所蔵。2012会計年度(11年10月〜12年9月)のデータによれば、年間約170万人が訪れたほか、議会へは100万件以上の調査結果を報告、著作権の登録は約51万件に上った。日々納本される資料は約1万4000点に達し、10年前の2倍に急増している。

 これに対し、図書館の予算は政府の歳出抑制で10年度以降の2年間で8%減少した。書籍購入の削減や目録作成の遅れなどが生じている。また、正規職員は約3300人と、20年前の約7割の水準まで減少。早期退職制度の利用促進や職員の一時帰休も迫られている。

 担当者は「可能な限りサービスの効率性を高めてきたが、これ以上予算が減ると大幅な業務縮小を強いられる」と危機感を募らせる。著作権登録や古い資料の長期保存処理なども進まない可能性が出ている。 

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