ページ

お金持ちがやっている、「なるほど」の蓄財術

2014年1月15日水曜日

一生お金に困らない「華僑」の思考法則:

 華僑は、競うがごとくおごり合うという話を前述しましたが、これは華僑流の蓄財術でもあるのです。おごったお金は消えるのではなく、おごった相手の財布に移動すると考えているのです。財布から貯金箱や銀行口座へお金を移すのと同じ感覚なのですね。

 つまり華僑は自分の財布以外にもたくさんの財布を持っていて、おごることで他人の財布にどんどんお金を貯めていくわけです。自分の財布に入れられるお金は限られています。その中身がなくなったらもうお金を使うことはできませんが、人の財布にお金を入れておけば、自分の財布がカラでも必要なときにお金を引き出すことができます。

 常日頃からおごっておけば、「今日はお金がないからおごって」と気兼ねなく言えますし、おごってもらうことはおごる側を利する面でも2つのメリットがあります。

 1つは、おごる側の面子を立たせること。もう1つは、「次に自分の財布を使う権利」をあげること。このメリットも共通認識となっているため、おごりっぱなし、おごられっぱなしということはありません。おごり合うことで財布を共有する仲間をどんどん増やしていくのです。

●メンタルブロックを解除すれば財布が増える

 さて、ここまでの説明で「なるほどね」と一応は納得されたかと思いますが、「とはいえまねはできないな」と、非現実的な話としてとらえた人も多いのではないでしょうか。

 先に申し上げますが、まねできない理由が「人におごるのが嫌だから」であれば、そもそも華僑流には向いていません。しかし「おごるのはいいが他人の財布を使うのは難しいから」という理由であれば、メンタルブロックを解除するだけでOKです。

 助け合い精神の豊かな日本人は、「俺のものはお前のもの」と、自分のお金や物を他人に分け与えることは比較的得意です。反面、一度人にあげてしまったお金や物を「お前のものは俺のもの」だから使わせてくれとはなかなか言えません。

 だから食事をおごるにしても安く済ませられたら内心ホッとしますし、おごられる場合も安ければ相手に負担をかけずに済んでよかったと考えます。しかし本当は高くついたほうが、これだけお金を使ったのだからと相手との関係をつなげようとする欲が出て結果に結び付きやすいのです。

 商売も同じで、安く売るより高く売ったほうが顧客の真剣度が増し、結局は顧客のためになる。このたぐいの思考は日本にも広まりつつありますが、実践している企業も個人もまだまだ少ないですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿

 

人気の投稿