経団連の米倉弘昌会長は年頭インタビューに応じ、1月中旬に決定する2014年春闘の経営側指針「経営労働政策委員会報告」について、「企業の業績改善が賃金引き上げにつながるようにしてもらいたいと(いう内容を)盛り込む」と強調し、業績が好調な企業には賃上げを前向きに検討するよう促す意向を改めて示した。
14年春闘は、政府、労働界に加え、経済界もデフレ脱却に向け賃上げが重要との認識で一致した中で行われる異例の展開になる。経団連は今回の報告で、賃金水準全体を底上げするベースアップ(ベア)を容認する方針だ。
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