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年代別「保険見直し」ベストプラン【20代】

2014年1月15日水曜日

■若ければ終身型でも割安
20代のシングルには保険に入っていない人が多い。しかし、病気になった際、貯蓄が少なければ治療費が払えないかもしれないし、たとえ治療費を払うことができたとしても、その後の生活に困るというのでは問題だ。
まずは最低限の保障として、病気に備える保険への加入を考えたい。候補になるのは「医療保険」か非営利団体の「共済」である。
医療保険は病歴があると加入が難しくなり、若いうちに十分な保障を確保するのが基本で、入院時に1日1万円が支払われるものがいいだろう。医療保険には一定期間を保障する「定期型」と、一生涯保障される「終身型」があるが、年齢が若ければ終身型でも保険料は安い。
図は25歳のシングル男性が医療保障を得るためのプランだ。保険料の払い込みが60歳までのタイプだと月額保険料は3813円、終身払いでは2960円である。
一方、共済で候補になるのは「都道府県民共済」だ。先頃、商品の見直しがあり、月2000円の掛け金で日額1万円の医療保障が確保できるようになった。かなりコストパフォーマンスが高いが、60歳から65歳では日額7500円に下がってしまう。
現行制度でいえば、後期高齢者医療の年齢になると、医療費は1割負担、高額療養費によって自己負担の上限も4万4440円まで下がる。しかし、健康保険制度の見直しで高齢者への給付を減らすという議論は当然出てくる。「手厚い社会保障が受けられる高齢になれば、医療保険は要らない」という意見もあるが、制度そのものがどうなるか不安を抱く若い世代には通用しない考え方だろう。
■勤め先の保険に隠されたリスク
ただし、医療費はなにも保険から払わなければいけないわけではなく、結婚、住宅購入など、ライフプランにかかるお金以外に200万~300万円程度の貯金ができれば、医療保険は必要ない。
医療保険で得られるのは60日間の入院で60万円、手術給付金を入れてもせいぜい80万円程度であり、保険に頼るより、そのくらいのお金を確保しておいたほうが合理的である。医療費用として200万~300万円程度の貯金があれば、がん保険もあえて要らない。「医療費のための貯蓄が用意できる」という自信があれば、保険料は終身払いにして、貯蓄ができたら解約する方法もある。
また、勤務先に「団体保険」や労組の「団体生命共済」があるのなら、そういったものに入っておくのも手だ。ただし、一般的に会社を辞めると続けられないので注意が必要である。

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