財務省が11日発表した2013年度上半期(4~9月)の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は前年同期比10・7%増の3兆548億円だった。海外への投資から得られる利子や配当などの所得収支の黒字額が、円安の影響などで19・6%増の8兆9950億円と半期で過去最大になったことが主因。
経常黒字は、比較可能な1985年度以降で上半期として過去最少だった12年度を上回ったが、13年度も過去2番目の低い水準で、外貨を稼ぐ力が衰えた状況は変わっていない。
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