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森永卓郎「消費増税で年収100万円時代がやってくる!」

2014年2月6日木曜日

物価はどんどん上がるのに、給料はデフレ時代のまま。財務省の暴走で日本は超格差社会への道をまっしぐら。もはや貧乏人は戦争に行くしか生きる道はないのか? 怒りに燃えるモリタク節が炸裂!

■4月以降は奈落の底。もう根性しかない!

今年4月から第2次石油ショック以来35年ぶりの狂乱インフレになるのはほぼ確実です。まずはその根拠を説明しましょう。

消費税が4月から3%上がりますが、税率の上がらない非課税品目を考慮に入れると、単純計算で2.2%のアップ。それに缶ジュースの端数が切り上げになるなどの便乗値上げを合わせると、消費税は実質2.5%くらい上がるという計算になります。

もうひとつ大きな影響があるのは、2013年4月に日銀が異次元の金融緩和を発表したことです。この影響により14年度平均で物価は1.5%くらい上がります。消費増税と合計すると物価の上昇は4%。おそらく週プレの読者は誰も経験したことのない高率インフレが日本を襲います。

第2次石油ショックに比べ、さらに悲惨なのは、賃金が当時はそこそこ上がったのに、今回は1%も上がらないこと。安倍首相は「復興特別法人税を前倒しで廃止するから、企業の利益が増えて賃金が上がるはずだ」と言っていますけど、現時点で企業の利益が増えているのに賃金は一向に上がっていない。連合(日本労働組合総連合会)もベア要求は1%程度。もともと1%しか要求していないのに、何%も上がるわけがありませんよね。

物価が4%も上がるのに給料が上がらなければ奈落の底に落ちていくに決まっている。今は景気がよくなっていますけど、私は4月以降、遅くとも夏以降は真っ逆さまに落ちていくと思いますね。

これはもう相当な根性を出さないと乗り切れないですよ。消費増税前の駆け込み需要なんかやってる場合じゃない。おそらく来年も物価は3%を超えて上がるから、かなり締めてかからないと家計が破綻します。

生活習慣を改め、工夫してできるだけ支出を減らすしか道はありません。今から基礎消費を抑えるトレーニングを始めておいたほうがいいでしょう。

■みんな反対の消費増税。財務省は病気なんです

そもそも、消費税率を上げてもいいことなんて何ひとつないんです。税収も減ると思います。

前回、消費税を3%から5%に増税したときには、デフレが15年間も続きました。その間、税収が増えたのはたった2年間だけ。54兆円もあった税収が、なんと38兆円にまで落ち込んだんです。

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