変わる1杯、脱・丼の1杯や新進気鋭の1杯など。牛丼業界における各社の1杯は、それぞれの事情に翻弄されている。
激戦が続く牛丼業界で、このところ各社がさまざまな動きを見せている。
まず、丼の1杯は苦戦でも、モットーの「うまい、やすい、はやい」の「はやい」を「ごゆっくり」に置きかえた1品が絶好調なのが、吉野家ホールディングス(本社:東京都北区)が運営する吉野家だ。現在大ヒット中の味は、昨年12月から販売を開始した「牛すき鍋膳、牛チゲ鍋膳(各580円・並)」で、牛肉と野菜を煮込んで食べる牛鍋がヒントなり誕生した。火のついたコンロに乗って運ばれてくるため、最後まで熱々の状態。必然的に食べるスピードもスローとなる。どうもこのところの吉野家は、モットーのひとつにアレンジを加えた商品がヒットする傾向があるようだ。「はやい」のほかにも「やすい」ならぬ「高い」は、昨年10月に、国会内の店舗のみで発売された特別メニュー「牛重」。1,200円なる価格にもかかわらず、連日完売とのニュースも記憶に新しい。
http://www.yoshinoya.com/info/gyusukinabezen.html より
また、ゼンショーホールディングス(本社:東京都港区)は、運営する牛丼チェーンの明確な"すみ分け"に乗り出した。同社の場合、これまで牛丼を取扱うのはゼンショーグループの「すき家」と子会社の「なか卯/本社:東京都港区」があり、それぞれで独自の味つけの1杯を提供していた。しかし2月からは変更となる。同社ウェブサイトによると、すき家は牛丼チェーン、なか卯は和風ファストフードチェーンとなる。従って、牛丼はすき家のみの提供となり、なか卯の牛丼は2月10日をもち販売は終了となる。代わりの新メニューとして、12日から「牛すき丼(350円・並)」が投入された。同メニューは、アメリカ産牛肉のほかにエリンギや焼き豆腐、白ネギが加えられており、すき焼き風の一品だ。今後なか卯では、牛丼以外の和風メニューの拡充を図る模様だ。
http://www.nakau.co.jp/news/cgi-bin/news.cgi?news=0000000026 より
一方、2011年に「焼き牛丼(330円・並)」で牛丼界に遅咲きのデビューをはたした東京チカラめし(運営は三光マーケティングフーズ/本社:東京都豊島区)の勢いが失われつつある。…
激戦が続く牛丼業界で、このところ各社がさまざまな動きを見せている。
まず、丼の1杯は苦戦でも、モットーの「うまい、やすい、はやい」の「はやい」を「ごゆっくり」に置きかえた1品が絶好調なのが、吉野家ホールディングス(本社:東京都北区)が運営する吉野家だ。現在大ヒット中の味は、昨年12月から販売を開始した「牛すき鍋膳、牛チゲ鍋膳(各580円・並)」で、牛肉と野菜を煮込んで食べる牛鍋がヒントなり誕生した。火のついたコンロに乗って運ばれてくるため、最後まで熱々の状態。必然的に食べるスピードもスローとなる。どうもこのところの吉野家は、モットーのひとつにアレンジを加えた商品がヒットする傾向があるようだ。「はやい」のほかにも「やすい」ならぬ「高い」は、昨年10月に、国会内の店舗のみで発売された特別メニュー「牛重」。1,200円なる価格にもかかわらず、連日完売とのニュースも記憶に新しい。
http://www.yoshinoya.com/info/gyusukinabezen.html より
また、ゼンショーホールディングス(本社:東京都港区)は、運営する牛丼チェーンの明確な"すみ分け"に乗り出した。同社の場合、これまで牛丼を取扱うのはゼンショーグループの「すき家」と子会社の「なか卯/本社:東京都港区」があり、それぞれで独自の味つけの1杯を提供していた。しかし2月からは変更となる。同社ウェブサイトによると、すき家は牛丼チェーン、なか卯は和風ファストフードチェーンとなる。従って、牛丼はすき家のみの提供となり、なか卯の牛丼は2月10日をもち販売は終了となる。代わりの新メニューとして、12日から「牛すき丼(350円・並)」が投入された。同メニューは、アメリカ産牛肉のほかにエリンギや焼き豆腐、白ネギが加えられており、すき焼き風の一品だ。今後なか卯では、牛丼以外の和風メニューの拡充を図る模様だ。
http://www.nakau.co.jp/news/cgi-bin/news.cgi?news=0000000026 より
一方、2011年に「焼き牛丼(330円・並)」で牛丼界に遅咲きのデビューをはたした東京チカラめし(運営は三光マーケティングフーズ/本社:東京都豊島区)の勢いが失われつつある。…
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