【シドニー共同】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は23日、共同声明を発表し、世界の国内総生産(GDP)を「5年間で2%以上底上げする」とした成長率目標を打ち出すことで一致し、閉幕した。
また、G20は声明で、最近の金融市場の混乱に懸念を示し、引き続き対応が必要だと強調した。
議長国のオーストラリアは11月にブリスベーンで開催する首脳会合に向け、各国の成長戦略の具体像を取りまとめる方針。
数値目標は、オーストラリアが原案段階から導入を強く主張。一部で慎重な意見もあったが、先進国や新興国の多くが賛同し、声明に盛り込まれた。
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