*12:07JST トヨタのプリウス、中国での販売拡大に専門家の意見分かれる
トヨタ自<7203>が手がけているハイブリッドカー、プリウス(中国名は普鋭斯)が中国での販売台数が伸び悩んでいる。トヨタの中国合弁である広汽豊田汽車の鄭衡副代表は、ハイブリッドカーに対する中国人消費者の認識不足が主因だと分析。また、一般のガソリン車に比べてハイブリッドカーが数万元割高になっていることも一因だと説明した。
中国におけるハイブリッドカーの普及拡大について、専門家の間で意見が分かれている。中国当局が昨年9月に発表した「エコカーの推進・応用工作に関する通知」の中で、電気自動車(EV)の購入に対して最大6万元(約102万円)の購入補助金が支給されると明記された。一方、ハイブリッドカーに触れなかった。一部の専門家は、中国におけるエコカーの発展について、ハイブリッドカーがあくまでも一時的なもので、政府がハイブリッドカーを飛ばしてEVの発展に注力する可能性が高いとみている。
一方、政府が公表した「エネルギー節約に関する国家863計画」を達成するには、2015年までには大量のハイブリッドカーが必要になると指摘された。また、ハイブリッドカーを飛ばしてEVに直接的に入ることが困難だとの指摘も浮上している。
なお、トヨタの豊田章男社長は、現時点ではプリウスが中国で利益を上げていないものの、ハイブリッド技術がいつか競合フォルクスワーゲンを打倒する主要武器になると強調。また、部品の現地生産や江蘇省の研究・開発センターの稼動開始に伴い、プリウスなどの生産コストも徐々に低下すると見込まれている。
《ZN》
トヨタ自<7203>が手がけているハイブリッドカー、プリウス(中国名は普鋭斯)が中国での販売台数が伸び悩んでいる。トヨタの中国合弁である広汽豊田汽車の鄭衡副代表は、ハイブリッドカーに対する中国人消費者の認識不足が主因だと分析。また、一般のガソリン車に比べてハイブリッドカーが数万元割高になっていることも一因だと説明した。
中国におけるハイブリッドカーの普及拡大について、専門家の間で意見が分かれている。中国当局が昨年9月に発表した「エコカーの推進・応用工作に関する通知」の中で、電気自動車(EV)の購入に対して最大6万元(約102万円)の購入補助金が支給されると明記された。一方、ハイブリッドカーに触れなかった。一部の専門家は、中国におけるエコカーの発展について、ハイブリッドカーがあくまでも一時的なもので、政府がハイブリッドカーを飛ばしてEVの発展に注力する可能性が高いとみている。
一方、政府が公表した「エネルギー節約に関する国家863計画」を達成するには、2015年までには大量のハイブリッドカーが必要になると指摘された。また、ハイブリッドカーを飛ばしてEVに直接的に入ることが困難だとの指摘も浮上している。
なお、トヨタの豊田章男社長は、現時点ではプリウスが中国で利益を上げていないものの、ハイブリッド技術がいつか競合フォルクスワーゲンを打倒する主要武器になると強調。また、部品の現地生産や江蘇省の研究・開発センターの稼動開始に伴い、プリウスなどの生産コストも徐々に低下すると見込まれている。
《ZN》
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