神戸市灘区の「富久娘酒造」が純米酒に醸造アルコールを不正に混ぜるなどしていた問題で、親会社のオエノンホールディングス(東京)は26日、同酒造の小島久佳社長を解任するなど関係者の処分と、再発防止策を明らかにした。
同ホールディングスのホームページによると、処分は小島社長の解任のほか、不正を行っていた灘工場の仕込み責任者を懲戒解雇するなど計18人に及んだ。同ホールディングスの長井幸夫社長も役員報酬の3カ月減額(50%)とした。
再発防止策では、製造部門と管理部門の連携を強化するほか、社内講習会で酒税法に関する従業員の知識や順法意識の向上などを図る。
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