【ワシントン共同】米司法省は20日、米国での自動車部品の価格カルテルに絡んで証拠隠滅を図ったとして、デンソー(愛知県刈谷市)の元幹部が有罪を認めたと発表した。元幹部は約1年の禁錮刑にも同意した。
司法省によると、米連邦捜査局(FBI)がデンソーの米子会社を捜索したことを知り、2010年2~3月に大量のメールや電子文書を削除していた。削除データには、トヨタ自動車が設定した自動車部品の価格に関するデンソーと競合社のやりとりが含まれていたという。
自動車部品をめぐる一連の価格カルテルでは元幹部を含めこれまで29人が訴追された。
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