ページ

中国の東風汽車、プジョーに出資 仏政府も出資、筆頭株主回避

2014年2月19日水曜日

 【パリ共同】経営難に陥っているフランスの自動車大手プジョー・シトロエン・グループ(PSA)は18日、中国の東風汽車とフランス政府などを引き受け手とする30億ユーロ(約4200億円)の増資を行うことを決めた。フランス公共ラジオが報じた。

 両者はそれぞれ8億ユーロを出資、株式保有比率は14%程度となる。フランス政府は、創業200年超の同国の象徴的企業で中国企業が筆頭株主になるのを避けるため同額を出資。モントブール生産力再建相は「経済愛国主義による決定」と話した。

 PSAは昨年、米ゼネラル・モーターズ(GM)が出資を解消。中国資本受け入れで国外展開を進める。

0 件のコメント:

コメントを投稿

 

人気の投稿