地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)を大量に排出する鉄鋼業。環境への負荷を減らそうと、新日鉄住金やJFEスチールなどの鉄鋼メーカーが加盟する日本鉄鋼連盟が、温暖化対策を強化している。世界最高水準とされる日本の省エネルギー技術をアジアの鉄鋼業界に広め、地球規模でCO2を減らすことを目指す。
鉄(粗鋼)1トンを生産するのに、CO2は2トン排出される。日本では高炉で発生したガスや、石炭からコークスをつくる際に出る排熱を活用して発電することで、電力会社から購入する電力を節約し排出抑制につなげている。
鉄鋼連盟によると、日本の高炉各社は欧米に比べ1〜3割エネルギー効率が良いとされており、世界でもトップクラス。ただ、現在の技術ではこれ以上効率を高めるのは困難なのが実情だ。鉄鋼連盟は、成長途上で技術改善の余地が大きく、鉄鋼の需要・生産が最も伸びるアジアに日本の省エネ技術を普及させることで、温暖化防止に貢献する方針だ。
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