■ボーナスの使い道を把握しておこう
「この夏のボーナスは少し期待できそう」という人も多いのではないだろうか。
「それほどのアップは期待できない」という人も含め、ボーナスは特別なもの。半年に一度のまとまった収入として、受け取った後はつい浮足立つようなこともあるだろう。
とはいえ、住宅ローンのボーナス返済がある、クレジットカードのボーナス払いがあるなど、ボーナスを好き放題に使うわけにはいかないという人も。
たくさん貰ったはずがいつの間にか消えていた、ということを避けるために、いくつかのポイントをチェックしておこう。
まずしておきたいのは、「使い道を書き出すこと」。
ボーナスをあてにしている支出は、「支払うことが決まっているもの」「コントロール可能なもの」に分けられる。
「支払うことが決まっているもの」
「この夏のボーナスは少し期待できそう」という人も多いのではないだろうか。
「それほどのアップは期待できない」という人も含め、ボーナスは特別なもの。半年に一度のまとまった収入として、受け取った後はつい浮足立つようなこともあるだろう。
とはいえ、住宅ローンのボーナス返済がある、クレジットカードのボーナス払いがあるなど、ボーナスを好き放題に使うわけにはいかないという人も。
たくさん貰ったはずがいつの間にか消えていた、ということを避けるために、いくつかのポイントをチェックしておこう。
まずしておきたいのは、「使い道を書き出すこと」。
ボーナスをあてにしている支出は、「支払うことが決まっているもの」「コントロール可能なもの」に分けられる。
「支払うことが決まっているもの」
・住宅ローンや自動車ローンなどのボーナス返済
・教育費(授業料など)
……ほかに、固定資産税や自動車税もボーナスから捻出しているという人が多い。
「コントロール可能なもの」
・クレジットカードなどのボーナス時払い
・お中元やお歳暮の費用
・帰省費用
・旅行などのレジャー費用
・家電、家具などの大きな買い物
・教育費(塾の費用など)
……といったものが挙げられる。
「支払うことが決まっているもの」がどの程度あるかを把握すれば、家計がボーナスにどの程度依存しているかが分かる。ボーナスは変動しやすいので、いざという時に慌てないよう、いくらあれば支払いの都合がつくのかは把握しておきたい。
■赤字補てんなど、ボーナス依存を脱却する
理屈から考えれば、ボーナスの受取額からボーナス返済額などを引いた残りは、「コントロール可能なもの」や貯蓄などに充てることができるはずだが、現実には、毎月の赤字補てんに回ってしまい、思ったほど自由になるお金がない、というパターンである。
ボーナス依存度が高いのは危険で、とくに「支払うことが決まっているもの」が多く、なおかつ赤字補てんもしているという人は、ボーナスが減ると大ピンチ。実際、住宅ローンのボーナス返済分が返せなくなったことがローン破綻のきっかけになる例も少なくないので、ボーナスから赤字補てんというパターンから脱したい。
また「ボーナスから支出しているものを、毎月の家計から計画的に準備する」ことも考えてみよう。たとえば固定資産税や自動車税で年間24万円かかるという場合は、毎月2万円ずつ専用の口座に入金しておき、そこから支払う、という習慣にするのだ。…
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