日銀は26日、経済・物価情勢の展望(展望リポート)をまとめた4月30日の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。それによると、2014〜16年度の見通し期間の中盤(15年度)ごろに物価上昇率が目標の2%に達するとの展望に対し、木内登英委員が「今後もおおむね(1%台前半の)現状程度の水準で安定的に推移する」と主張し反対した。
今回展望リポートをめぐっては、政策委員9人のうち3人が物価の表記で反対を表明するなど、日銀内で意見が対立している。
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