日銀が2日発表した4月のマネタリーベース(資金供給残高)によると、世の中に出回るお金の量は、4月末時点で前年同月比45・2%増の225兆5347億円となり、過去最大を更新した。
内訳は、金融機関が日銀に預けている当座預金の残高が約2倍の133兆7981億円に増えた。紙幣が3・1%増の87兆1376億円、硬貨が1・0%増の4兆5990億円だった。
日銀は昨年4月にデフレ脱却を目指す大規模な金融緩和を導入し、金融機関から国債などを買い入れて代金を支払うことで、世の中に出回るお金の量を年間で60兆~70兆円増やす目標を掲げている。
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