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中国輸出、0.9%増=3カ月ぶりプラス―4月

2014年5月8日木曜日

 【北京時事】中国税関総署が8日発表した4月の貿易統計によると、輸出は前年同月比0.9%増の1885億4000万ドル(約19兆2000億円)だった。3カ月ぶりのプラスで、下振れ懸念が強まっている景気を押し上げる要因となりそうだ。

 1〜4月の累計では前年同期比2.3%減となったが、主要な輸出相手の米国、欧州連合(EU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)、日本向けはいずれも増加。不正な輸出水増しへの取り締まりが強化された香港向けは、大幅に落ち込んだ。昨年の春ごろにかけて、厳しい資本移動規制をかいくぐろうと、香港向け輸出の代金を水増しして投機資金を中国本土に持ち込む手法が横行していた。

 昨年4月は依然として水増しの影響が残り、統計上の数字が高めとなっていたにもかかわらず、今年4月にプラスを確保したことは、外需の強さを示していると言えそうだ。政府は今年の経済成長率目標「7.5%前後」を達成するため、鉄道建設向け投資の加速などを決めている。輸出が好調を維持すれば、目標達成に追い風となる。

 4月の輸入は前年同月比0.8%増の1700億9000万ドル。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は184億5000万ドルの黒字となった。 

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