サントリーホールディングス(HD)は1日、バーボン「ジムビーム」などで知られる米ウイスキー大手ビームの買収手続きを完了したと発表した。買収総額は158億ドル(約1兆6000億円)。サントリーは世界3位の蒸留酒(スピリッツ)メーカーとなり、豊富な商品構成で海外における販売拡大を図る。
1日付でビームの社名を「ビームサントリー」に変更。ビームの本社がある米イリノイ州を経営拠点とする。ビームのマット・シャトック最高経営責任者(CEO)が新会社のCEOに同日付で就いたほか、サントリーHDからは鳥井信吾副社長らが取締役に就任。年内にはサントリーHDの事業会社であるサントリー酒類の蒸留酒部門を分社化し、新会社の傘下に置く予定。
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